日本財団 図書館


 

とする。
3.3.6.2 INFOフレーム
INFOフレームを受信した後、DLEは、伝送終了検出後T2秒以内に送達確認を発生するものとする。有効なINFO(P=1)を受信した場合、その応答は、RR(P=1)かSREJ(P=1)のいずれかであるものとする。有効なINFO(P=0)を受信した場合、その応答は、RR(P=0)かSREJ(P=0)のいずれかであるものとする。

 

3.3.6.3勧告
T4が超過した場合にのみ、P=1のRRあるいはSREJフレームが伝送されるべきである。T4タイマが超過するか送信ウィンドウが閉じた場合にのみ、P=1のINFOフレームが伝送されるものとする。

 

3.3.6.4 非番号制フレーム
UI及びDISCフレームのPビットは、0に設定されるものとする。また、DMフレームのFビットは、0に設定されるものとする。したがって、レスポンス(例えば、UA)は期待できないものであり、仮に受信した場合には、誤りとして処理されるものとする。

 

3.3.7 非番号制コマンド・フレームの衝突(不一致)
コマンド・フレームの衝突(不一致)が発生した場合、優先するエンティティは、同位エンティティからの受信フレームを廃棄するものとし、その同位エンティティはあたかもそのコマンド・フレームを送信していなかったように応答するものとする。

 

3.3.7.1 DLE手順
非番号制コマンド・フレーム(すなわち、FRMR)に対する応答を待っている間、相手の同位エンティティより小さなDLSアドレスを有するDLEの方が相手DLEより優先するものとする。

 

3.3.7.2 LME手順
一斉同報ハンドオフを受信しだLMEは、如何なるXID_CMDに対する応答を待っている間でも、それを処理するものとする。それとは別に、XID_CMD(P=1)を送信したLMEは、XID_CMD(P=0)を送信しだLMEに優先するものとする。また別に、相手の同位エンティティより小さなDLSアドレスを持つLMEが、優先するものとする。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION